シルバーアクセサリーのお手入れ、シルバーアクセサリーのニズム!

シルバーアクセサリーのお手入れ方法

シルバーアクセサリーのお手入れ方法について

@シルバーの黒ずみは”硫化””塩化”が原因なんだ  シルバーアクセサリーのお手入れについて。
購入したシルバーアクセサリーはいくつかの表情を持っているよね、大きく分けるとジュエリー全体がピッカピカに磨き上げられている表情を持つもの。梨地仕上げやたたき目を付けたり、またインディアンジュエリーなどでも見ることの出来るスタンプ模様やホピ族のオーバーレイなど凸凹を利用してシルバーに表情を持たせたジュエリー。
どんな表情を持つシルバーアクセサリーでも作者の意図した、つまりあなたが購入した状態に戻してあげることも大事かもしれない。黒ずみを利用して次第に深みを増してきて風格を見せる成長したシルバーアクセサリーもいいけどね。

@:硫化、塩化については→ 【シルバーのお話】

■ まずは日ごろのお手入れ、これが一番大事

愛するシルバーアクセサリーがくすんでしまう前に、普段から気を付けて接してあげると、シルバーの味をグンと引き出しながら美しく保つことが出来るんだ。それにはちょっとした汗や汚れを柔らかい布で拭き取る癖を付けて、たまに軽くフキフキしてあげること。これだけのことでシルバーケアは十分なんだ。ちなみにトルコ石をセットされたジュエリーはついでにトルコ石の水分をふき取ってあげるようにしよう。トルコ石の大敵は汗などの水分なのだ。

■完全光沢を目指すのか部分光沢に仕上げるのか。

日ごろのお手入れを怠らなくても”硫化”は止められないかもしれない、化粧品でもシャンプーでもさまざまな物質で銀は硫化する。黒ずんできたジュエリーの光沢を蘇らせるわけだが、大まかに2種類の考え方がある。
最上部の画像を見て欲しい、ニズムのプレートだがニズムの刻印が彫ってある、この部分を含めて光沢仕上げにするのを”完全光沢”と勝手に呼ぶ。刻印の部分は黒く残し他を光沢にすることを”部分光沢”とこれも勝手に呼ぶことにする。画像のように単純に凸凹の出なくてもタガネで飾ってあったり、細かな凹の模様部分を黒く残すのも”部分光沢”だ。

■シルバーケアの用具をみてみよう。

ニズムではケア用品の販売などはしておりませんので、具体的な商品名は記しておりません。クラフトショップで探し出すことや、インターネットで調べれば容易に手に入るものです。

T.クロスタイプのクリーナー 【部分光沢】
柔らかいフェルト生地に微粒子の研磨剤を含ませた布タイプのクリーナー。 光沢を出したい部分を軽く擦るだけで効果が期待できます。研磨剤ですので”磨きすぎ”には少し注意を。

U.液体タイプのクリーナー 【完全光沢】【部分光沢】
全面的に光沢仕上げを取り戻す、またチェーンや細かく複雑なテクスチャーなどは”ディップ式(アクセサリーごと漬け込んでしまう)”のクリーナーを使うと手間がかからず光沢を取り戻せる。
ジュエリーのデザインによっては液体が残ってしまうことがあるので気をつけなければならない。

V.ペーストタイプのクリーナー 【部分光沢】
研磨剤の入った練り状の(ローションタイプもあり)クリーナー。用途などに合わせて幾つかの商品があるが、ニズムでも使用しているもので”ウィノール”が一番使われているのではないのだろうか。またこれ一本あればシルバーだけでなく金でもステンレス、陶製のタイルなども磨くことが出来る優れものである。

W.超音波洗浄機 【洗浄機】
よくメガネやさんの店先などにおいてある超音波により汚れや幕などを取り去る機械、細かい部分に入り込んだ埃や粉なども取り去ることが出来る。

X.歯磨き粉、重曹、ベーキングパウダーなど 【ウーム】
ニズムはプロなので全く使用しないが、上記の研磨の代わりになるという話しもたまに耳にするがどうなのだろうか、歯磨き粉は硬いブラシで擦ると汚れも取れるが傷もつきそうだな〜。重曹、ベーキングパウダーにしてもブラシを使うのであればちょっとお勧めできない。

■液体クリーナーを使って”完全光沢”

enpen2.jpg(7362 byte) チェーンやさまざまな細工を施しているアクセサリーでクロスなど細かい部分まで光沢にしたいときは”液体クリーナー”が断然力を発揮する。幾つかの製品がでているが、基本的には硫化した部分を科学的に取り除いてくれるというもの。
つけておく時間は大体10秒ほどで驚くべきことに買ったばかりの光沢を蘇らせてくれる。 トルコ石やその他の宝石などを液体に触れると悪影響が出ることもあるので注意が必要。 また1部分だけの光沢を望む場合は、綿棒などに少し液体をつけてその部分に塗ると同じ効果が得られる、が、不自然な仕上げになる場合もあるので慎重に。どの場合もクリーナーの説明書をよく読んで、失敗を防ぐことも大事だ。写真では”NIZM”の刻印で凹の部分も硫化幕が取れて白くなっている。

■クロスやペーストタイプのクリーナーで”部分光沢”

enpen3.jpg(8408 byte) アクセサリーで凸凹の表現がなされているとき、凹の部分の硫化幕を残して凸の部分だけをぴかぴかにするには、専用クロスやペーストタイプのクリーナーで納得がいくまで自分で磨いてゆくことになる。ペンダントなどに彫られた自分のイニシャルなども黒く残しておいたほうがメリハリがあっていいかもしれないからね。
専用クリーナーは布に研磨剤が着けられているのでそのまま使用する。ペーストタイプは柔らかい皮などに少量(少量のクリーナーを薄く伸ばして使用するほうがうまく磨けるのだ)を伸ばして拭き拭きを繰り返す。ペーストタイプのものは細かい傷なども取り去ってくれるのでとても頼りになるクリーナーなのだ。

■その他、まとめ。

簡単なシルバーの磨き方を書いてみましたが、要は液体に付け込むか、布などで擦って光沢を出すかということなのですが、問題は(たいした問題ではないが)あなたの1つのジュエリーだけを磨くために1本や一瓶を購入するのはちょっとつらい、かといって研磨剤の入った歯磨き粉などでガシガシやるのも硫化幕は取れるが鏡面仕上げの表面には傷をつけてしまうのであまりお勧めは出来ない。やはり日ごろの簡単なお手入れが大事だと思う。
+細かな傷がついてしまった場合の対処法は、”ウィーノール”などの”ペーストタイプ”の研磨剤をつかって消し去ってしまおう。
+少し目立つ傷。表面が平らで比較的容易に磨けるデザインにおいては”耐水性のサンドペーパー”で傷を消してゆくのだが、削りすぎたり、全体敵意よれてしまったりするので、素人が行うのはあまりお勧めではない。信頼できるお店にお願いするのが懸命かもしれない。

私たちが愛するシルバー。プラチナやステンなどと違って柔らかな”銀色”がとても美しい金属です。さらに硫化しやすい性質が年月を経てシルバー独特の表情を見せてくれます。 勿論、鏡面仕上げを愛する人、シルバーは金属の中でもっとも光の反射率が高く”徹底的に”磨き上げると鏡面の通り鏡のような輝きを出すことも出来ます。
シルバーは”金”や”プラチナ”ほど高価ではないけれど、ちょっと目を離すとくすんでくるけど、乱暴に扱うと傷がついてしまうけど、少し手間のかかるやんちゃ?な奴!!、ぐらいの気持ちで接して欲しい。必ずやあなたの大切な友達や相棒ぐらいの存在になってくるのだ。